オスグット?成長痛?休んで痛みが無くなればそれで終わり?

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こんにちは。Global-Conditioningの樋口敦です。

自己紹介はこちらから。

前回は理想的な動き作りについての記事を書きました。

今回は成長期のお子さんのお悩みNo1でしょうか?オスグット・シュラッター病についてです。成長期に頻繁に起こることから、「成長痛」とも呼ばれています。簡単に説明すると太ももの前の筋肉が使いすぎで硬くなり、筋肉の付着部でるお皿の下の骨がめくれ、盛り上がってくる疾患です。盛りあがった部位の痛みが強くなりプレー出来ないほどに痛くなります。詳細は詳しいサイトがいくつもありますのでそちらにまかせます。

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今回僕が言いたいことは、休んで痛みが無くなればそれでOKですか?ということです。

オスグットはオーバーユース(慢性痛:最初はプレーできる痛みだが、徐々に痛みが強くなってプレーできなくなる痛み)と言って、患部の使いすぎで起こる怪我です。要は使いすぎ、プレーさせすぎ、体の使い方が下手くそ、ケアの不十分のどれかが原因です。

対処法としては

①ストレッチ、アイシングなどのケアの徹底

②身体の使い方(動き作り)を改善する

ですかね。

①については知ってるか知らないだけですね。コーチ、親の責任でもあります。

②については専門家に動きをチェックしてもらって下さい。

オスグットは、もも前の大腿四頭筋を使いすぎる→筋肉が硬くなる→付着部に強い負荷がかかる→付着部の骨膜が剥がれて炎症が起きる。というメカニズムです。

ストレッチは筋肉が硬くなるのを防ぐのが目的です。動き作りは大腿四頭筋を使いすぎない動きを習得することです。大腿四頭筋はブレーキマッスルと言われ、スピードを減速させる筋肉ですので、大腿四頭筋優位で動いている選手の動きはどこかぎこちなくみえます。

キック、ジャンプ、ターンなども大腿四頭筋ではなく、特に上半身を意識して動くと非常に効率の良い動きができます。パフォーマンスもあがります。

動きつくりは小学生からプロ選手まで同じコンセプトで行います。

整形外科を受診して、湿布をもらい2週間安静にする。それだけでは根本を治したことにはなりません。また違う部位を痛めるでしょう。雨漏りで濡れた床を拭くのではなく、壊れた屋根を修理して本当の原因を退治してください。

動きチェック、リハビリ指導をしてくれる整形外科がオススメです。湿布や電気だけでは治りません。

ヒグアツ。

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樋口 敦

樋口 敦

大学卒業後、千葉県、神奈川県のスポーツ整形外科に勤務。医学知識を生かしドクターとコミュニケーションをとりながら、スポーツ選手を中心に20000人以上のリハビリを担当。スポーツクラブとも提携し、体調管理、健康増進、ダイエットに対するアドバイスを行う。 2011年、Jリーグファジアーノ岡山FC専属理学療法士に就任。プロサッカー選手のリハビリ、コンディショニング、トレーニングを担当。 現在東京、岡山、広島を中心に、アスリートに関わった経験、知識を軸に、Jリーガー.プロサーファー、著名人を中心に永く、美しく、健康に生きる為の手段を広めている。

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